忘れられない出逢い(第六話)

2015.9.23|恋愛小説

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アジアンビューティー、美しいですね。

初恋男子しか見えていない(周りにもバレバレな)我が友人、
ドット柄ワンピースのかわい子ちゃん、
アジアンビューティーさんと私。
そんなメンバーですから、私が一番相手にされないのは明らかでした。

私はよくも悪くも人並みです。
それなりに好意を寄せられたこともあります。
それなりにお付き合いもしたことがあります。
けれどもそれは『平均』の中のお話です。
まさに人並みといったところです。
特技があるわけでもないですし、だからといって極端にダメな部分もありません。
もしかしなくても面白味のない人間なのかもしれません。

そんなメンバーの中でしたから、彼が誰かといい感じにならないか心配でたまりませんでした。
実際にドットかわい子ちゃんが彼にちょっかいを出していることが多いような気がしました。
気が気ではありません。

だからといって、何かできる勇気もありませんでした。
けれどもこのまま終わりたくない・・・連絡先を聞きたい。
けれども勇気がでない・・・何度も何度も『けれども』を繰り返しました。

合コンは今までの合コンとは全く違いました。
男性の話がすごく面白かったのです。
いつもみたいに自分の長所を推す訳でもなく、誇張する訳でもありません。
素直におもしろいなと思える話ばかりだったのです。

気取った新聞の社会欄に載っているような内容ばかりではありません。
海外出張に行った時の失敗談だとか、現地であったおもしろい話は本当に腹の底から笑えました。
こんなに楽しい合コンってあるんだなと思いました。

第七話に続く。



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