忘れられない出逢い(第九話)

2015.9.24|恋愛小説

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そこからメールが始まりました。
本当に他愛もない会話でしたが、幸せでした。
時には『おやすみ』の一言が私を眠れなくしてくれました。
恥ずかしい話ですが、それくらい好きだったのです。

二人で初めて会うときもドキドキでした。
普段は着ない花柄のワンピースを着ていきました。
会社の同僚には『今日デートでしょ?』なんて冷やかされました。
『そんなのじゃないですよ』とごまかしましたが、態度からしてバレバレだったと思います。
正直、うかれていました。

彼との食事は本当に楽しくて、幸せでした。
お互いに好きな音楽が一緒で、その話題でもちきりでした。
『今度のライブは一緒にいく?』と言われ、本当に有頂天でした。
ビクッとするくらい幸せでした。
そしてその帰り、手をつなぎました。
指の先からビリビリくる感覚を味わいました。
もしかして両想い・・・?そんな気持ちがぐるぐるとして、もう立っているのがやっとの思いでした。
空気も月も穏やかで、幸せな夜でした。

それから数日後・・・彼からのメールの返信がなくなったのです。
忙しいのかな?と思っていたのですが、だんだん心配になってきました。
2週間が経ちました。
その間も負担にならないように、たまにメールはしていました。
ですが返ってきません。
電話もコール音はなるのですが、出る様子はありません。
だからといって留守電にもならないのです。

私が悪いのか彼に何かあったのか・・・思い切って友人づてに彼のことを聞いてみたのです。

すると意外な結果が返ってきたのです。

第十話に続く。



 

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